毎月少しずつの紹介で申し訳ありません。今月は岐阜県、静岡県、滋賀県、京都府の織物について書いてみます。 岐阜県郡上紬 その昔郡上八幡の里に落ち延びた平家の落ち武者たちが、野生の繭を使って、都の感覚で織り始めたのがその発祥といわれています。風土の持つ素朴さに大宮人の優雅さを兼ね備えたこの織物も江戸時代には急速に衰え、その後は農家の自家織として細々とその技術が伝えられていたに過ぎま
2008年2月アーカイブ
今月は千葉県、東京都の紬をお話したいと思います。ここはあまり紬の生産とは関係がなさそうに思われますが、わずかながら生産されている特色ある織物があります。 千葉県唐桟織(とうざんおり)唐桟織は綿織物で、別名を桟留縞(さんとめしま)、または奥島とも言われています。桃山時代に東インドの東岸にあるサントメ、セント・トーマスからマカオを経て、オランダ船で長崎に運ばれたことから名づけられた
今月は茨城県を取り上げます。 茨城県 紬の王様とも言われる結城紬がこの地の特産です。ただ結城紬は結城市とすぐ隣の栃木県小山市にまたがって生産されていますので、厳密に言うと両県の特産品ですし、現に統産業品としては両県から申請されています。ただその織りあがったものを扱う産地問屋がすべて茨城県側にあるということで、一般的には結城紬は茨城県のものとされているようです。 結城紬
今月は福島県を取り上げたいと思います。 福島県実は福島県の織物というのは伝統産業品として登録がありません。たぶん組合が無いのかとも思いますが、2つほど著名な紬があります。 からむし織からむしとは麻の一種苧麻(ちょま)のことです。このからむしの国内唯一の生産地が福島県のようです。苧麻の根本に鎌をあてて、斜めに刈り取ります。繊維にして繋ぐときに斜めに刈ったほうが、繋ぎやすいのだそう
この話は年を越してしまいましたが、しばらく続けさせていただきます。さて、先月は秋田、山形の織物を紹介いたしましたが。今月は新潟県にまいります。 新潟県 新潟県にはいくつか有名な織物があります。伝産指定されているのは 塩沢紬 、 本塩沢 、 小千谷紬 、 小千谷縮 、 十日町絣 、 十日町明石ちぢみ の 6 つですが、何と言っても新潟県の織物の元祖ともいうべきは、 越後上布 (
今月から各地の紬をご紹介してまいりますが、実は結構難しい話があります。紬を扱う友人に色々教えてもらったのですが、各紬の産地にある機屋さんが差別化を図るために勝手なネーミングをつけたりしたものが市場で一人歩きしたり、あるいはその産地自身がそのような動きをしたりしますので、実は大変説明するのが難しいものがあります。たとえば後述しますが、米沢地方の織物は国の伝統産業品として指定されて
私の作品はどちらかというと高級なフォーマルというジャンルに類別されるかもしれませんし、その分野では日本一という信念を持ってものづくりをしております。確かに婚礼などの様相も変わり需要は落ちているとは言うものの、晴れの舞台を着飾る衣装が必要なことはいうまでもありませんしそういう時、場所で、皇后陛下以下多くの方にお召し頂いているという現実とその誇りを持って、他所は別にして今後も作り続
お正月から暖冬傾向でしたが、突然雪が降ったり、相変わらず天候不順で、何事も先が読めないこのごろです。 年初から、株式市場もぼろぼろですし、政治ももうどうにでもしてくださいというような有様では、いわゆる格差解消、中小零細企業が元気になるどころではなく、内需が冷え込んで、このままでは廃業、倒産が今年も増え続けるのでしょう。 本当に舵取りが難しい年となりそうで、真価を問われます。 こ








