清元のおさらい会

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私が清元のお稽古を始めて今年でもう20年になります。

清元は浄瑠璃の一つで、江戸時代の末期に生まれたものです。

http://www.kiyomoto.org/

富本節から派生したものですが、高い声出しに特徴があり、同じ語り物の中では、最も近代的で、唄もの的要素の強いものです。

東京のお得意先が清元の稽古をされていたこと、学生時代合唱でテナーのパートをしていたことなどもあって、父が亡くなったあと、お稽古を始めました。

京都のお茶屋さんで月に4日ほど或る週に連続稽古をすると言う形で始めたのです。当時は社中に、山口伊太郎氏や当時の永楽善五郎氏などがおられて、色々とお教えいただいたものです。

伊太郎氏が何事も腹七分で物を考えなさいといわれたのは印象深く、八分では多いといわれました。なるほど面白い偶然ですが、銀行なども担保査定をするときは、時価の70%しか見ません。三割の余裕を持って物を考えていれば、たとえ苦境に陥っても何とか対処できるものです。私は今もそういう勘定で物を考えています。

さて私は9年前からお稽古を東京の師匠の神楽坂の家でするようになりましたし、京都ではほとんど稽古の機会がありません。稽古場も今は違うお茶屋さんです。

師匠ももう78歳にもなって、古いお弟子さんも次々無くなったり、辞めて行かれ、弟子の数が減ったこともあって余り大きな会はするつもりがないようです。

私も国立劇場に2回ほど出ましたが、本当はこうしたところで会をしないと旨くなりません。

何も会をしないとやりがいも無いので、今回は京都のお稽古をしている祇園のお茶屋さんで社中だけのおさらい会をすることになりました。

10月31日(土)の2時からです。番数もそんなに無いので5時には終るでしょうか。

ちなみに私はタテは「三千歳」、ワキで「梅川」、喜撰」を勤めます。

誰でもおいでいただけますし、ご興味ある方は御連絡頂ければ場所をお教えしたします。

景気の悪いことなども、お腹から大きな声を出していれば忘れます。

ストレスを解消する方法は色々とあるでしょうが、こうしたお稽古事は、色々なことを覚えますし、歌舞伎もより楽しく見られます。

まあ習ってみたいという方があれば、それもお尋ね下さい。


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