2009年11月アーカイブ

顔見世興行

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もう師走です。早いものです。今年は激動の年だったかも知れませんし、多くの今までの価値観が壊れてしまった堺目だったかも知れません。 冷静に考えればなぜ今までこんなことをしてきたのだろうということを、いまさらながらに思い知らされて、さあ変えなければと言いながら長い間の風習などを変えていくのは至難の業ですし、いわば日本は、荒波に舵を切ったようなものでしょう。 しかし沈没しないような知

危機管理

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昨日京都に帰り、種々の情報などをみていると、キモノ業界はもうまさにアリ地獄、底なし沼状況から抜けられません。 売り上げがどんどん落ちているので、新製品の製作は減る一方で、きもの、帯ともに、特に高級な手のかかったものづくりは益々危機的状況です。 流通業者の苦境も半端ではなく、特に帯などは安くさばいてしまったりするので、それがネット販売などに使われて、値が乱れています。 またかつて

補助金行政

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ここのところ例の事業仕分けのことで、色々と喧しい(かまびすしい)ことですが、仕分け人にも色々な人がいるので、ちょっと問題の発言もあるようです。 特に科学技術関連事業に関して、例えば問題になっているスパコンの開発費に関しての、見直しだとか、世界一ではなくて2位でも駄目かなどという発言はさすがにナンセンスだと私も思います。 マニフェスト実現のための財源確保のために、今急いでやる必要

作り手冥利に尽きる

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今日で、付下げ、小紋の会は終了させていただきました。 私が目指す、あっさりと上品なものを探されている方がとても多いのだろうということがよく理解できます。おいでになる方皆さんがこういう物を探すのに、そういうもの置いている呉服屋さんがないとおっしゃいます。 景気が悪いと言って、やたら柄を増やして値段から見たら安そうに見えるというような作り方は愚の骨頂なのですが、実際街で見る物にとて

勤労感謝の日

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今日11月23日は勤労感謝の日ですが、そもそもなぜ今日が勤労感謝の日なのかということがよく知られていません。 若い人などには、アメリカなどのTHANKS GIVING DAY(11月の第4木曜)と、たまたま期日が似ているので、同じ趣旨のものだと思っている人も多いのですが、そもそもは全く違います。 五穀豊穣とその収穫に感謝するという、古く飛鳥時代から宮中でおこなわれていた新嘗祭(

襦袢の襟

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最近キモノ姿の女性がとても増えて来ているのは喜ばしいことですが、時々その着姿でとても気になることがあります。 それは襦袢の襟のことです。 襦袢の襟が、キモノの襟からはみ出していたり、くしゃくしゃになっている人がいるのです。 また襟を全く抜かないでお召しになっている方もおられます。 キモノ姿が美しいと感じるところは襟足、つまりうなじの部分ですので、綺麗に着つけられていると色気を感

鳩山夫人のキモノ姿

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昨日鳩山夫妻は忙しい中を、国立劇場に歌舞伎の鑑賞に行かれたようです。 新聞にも出ていますが、幸夫人はおキモノをお召しなっておられます。初めて彼女のキモノ姿を見せていただきましたが、大変お綺麗です。 そしてこのキモノは泰三の訪問着です。 幸夫人のはじめてのおキモノ姿が泰三のものというのは大変光栄です。 総刺繍の豪華なものです。多分圧倒的な存在感だったと思います。 ぜひ次回は外国の

デフレとキモノ業界

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政府発表で現在はデフレ状況だと発表しましたし、現実に巷では、以前よりはるかに安い商品が目につきます。 銀座でもH&Mでの行列や、ユニクロの大盛況など、以前の高級ブランドが立ち並ぶ街ということから、安価なブランド合戦の場となっていることからしても、そのデフレ傾向は顕著だと思っておりました。 以前にバブル経済が破たんした時、同じような傾向がありました。不況下でも値が上がるのはスタグ

日展と鏑木清方展

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今日は銀座の店の定休日で、午後から早く行こうと思っていた日展に行ってまいりました。 日展は東京を皮切りに全国を巡回するのですが、全作品が見られるのは東京だけなのです。 以前は東京都美術館での開催でしたが、国立新美術館ができてからは、こちらのほうに移りました。 日展そのもののことを解説すると大変ですので、 http://www.nitten.or.jp/ をご参照ください。 今年

皇室の名宝展

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今日は雨で、寒いので、こういう時なら上野の国立博物館で開催中の「皇室の名宝展」 を見に行くチャンスだと思って行ってまいりました。 案の定、普段よりは少ないようで(それでも相当な人が訪れていましたが)、比較的ゆっくりと見ることができました。 この展示は一部が11日までで、主に絵画でしたが、12日からは正倉院御物と、皇室に伝わる、書、絵巻物、刀などの展示です。 奈良の正倉院展は12
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