クラス会

カテゴリー:

今年60歳になる大学のクラスの友人たちとのクラス会を先日開催したのですが、
つくづく60歳というのは男にとって一つの岐路だと思った次第です。

男の平均寿命は現在ほぼ80歳です。ですから我々はすでに人生の4分の3を生きてきました。
普通ならあと20年です。

サラリーマンにとっては、まさに転機です。色々と聞いてみると、後5年ほどは南無南無と存在することができても、責任もなく、やりがいもありません。

まるでいつでも辞めてもらって良いとい言うような扱いです。

我々は、一つ上の非常に良い目だけをしてきた世代にこき使われ、多くの道を開いてきたという自負がありますし、プライドも高く、ふざけた扱いにはほとんど耐えられず辞める者が多いのです。

団塊の世代は、生まれたときから激烈な競争を強いられ、それは死ぬまで続きます。
さすがに疲れて、仕事を辞める者も多いのは確かですが、新たな道を模索してまだまだ健康なら頑張ろうと思うものもまた同様に多いのです。

中にはこの5年ほどの金融業界の人を人とも思わない仕打ちにつくづく嫌気がさして、僧侶になったものもいます。

キモノ業界でもまさに転機を迎えており、仕事から去るものも増えています。

私ども夫婦も、東京と京都との往復を重ねること9年ともなり、さすがに疲れていますが。銀座では日本一のまさに銀座らしいキモノを発信すべきだと言う思いから、常に上品な本物を提案してまいりましたし、それを好まれる方が大変多いということも事実です。

そういうキモノを置いてあるところがないとおっしゃるので、余計に頑張らねばならないと思うのですが、現実はそういうものを作るところも本当に少なくなっているのです。

私も亡くなった父から会社を預かりもう22年で、大分疲れていますが、お客様からの期待や励ましは大変ありがたく、何とかまじめな人達と共に、物づくりの文化を支えて生きたいと、そのクラス会で思った次第です。

大きな会社のサラリーマンは後継者問題などは心配しないでもいいわけで、自分が辞めても会社が潰れるわけもありません。

しかし我々零細企業では、大変な問題です。

一生を通じてやっていく、しかも価値ある仕事をさせていただいていることは、日本人としても誇りに思いますが、一体いつまでできるのかは物理的な問題が見えてきているだけに、
予想もつきません。


来年の2月から有難くも10周年を迎えますので、健康が許す限り前進していかねばなりません。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.taizou.jp/mt/mt-tb.cgi/393

コメント(4) | コメントする

先輩、まだまだですよ!!
私は、あと30年頑張ろうと思っていますよ。
今45歳だから75歳まで。
そのとき、先輩は90歳。
せめて、80までは現役で、私たちを引っ張っていってください!
いつ引こうか考えてるなんて、先輩らしくないです! (^_^)v

萬代様

そんな風に言っていただくのは有難いのですが、本当は出来るだけ早く貴兄たちの世代が中心になってこの業界を引っ張っていくことを望んでいます。
そのための橋渡しが私の後世の最大の仕事だと心得ていますし、そのように動くつもりです。私のような嵩の高い男は早く去ったほうが良いのではないかとも思いますが、貴兄たちの活躍を目の当たりにするまでは辞められないでしょうね。
私は文化的な趣味が多くて、やりたいことは山のようにあります。

そのことがまた世のためにもなると思うのですが、まあ貴兄と出来るだけ長く同じ土俵の中にいるようにいたしましょう。

御自分が出来る範囲で出来るところまで、全力をつくすこれが全てだと思いますよ。
ユーザーから必要と思われていると感じている間は仕事をしましょう。

池田様

おっしゃる通り、条件が許せる範囲で一生懸命尽力いたします。
それがいくつまでなのかはわかりません。
それはお客様がお決めになるのだろうと思います。

コメントする

月別 アーカイブ