酒格

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歌舞伎宗家の御曹司が起こした事件で、本当に多くの人に大迷惑をかけてしまいました。

この人は酒を飲むと色々と以前から非常識な行動をしていたようですので、今後よほどの自制をしないと、同じことを繰り返します。

私は若い頃からよく色々な人と酒食を共にしてきました。仕事上の人ばかりではありませんが、総じて、酒を飲むと本音が出ますので、その人の性格が見えます。仕事をする上でも、一度そうした酒の席をつきあうと、普段どんな考えをもっておられるのかが見えて来るように思います。

酒席でどんな態度を取るのか、どんな飲み方をするのかを、私は酒格と称していますが、そういう意味ではこの歌舞伎役者の酒格は低いということでしょう。

これはその人間の本性からくることですから、そう簡単に変わるものではありません。
人間として真に向上することが必要でしょう。

もう一つは飲みすぎないよう自制することですね。

いくら飲んでも何も変わらない、乱れないビシッとした人がいます。こういう酒格の高い人はさすがに人間的にも高潔で、腹のある素晴らしい人が多いように思います。

普段から嘘のない生き方をされているので、たとえ酒で酔っても何も変わらないのでしょうし、こういう人とは心置きなく、信頼して色々な話ができます。

私自身がどれほどの酒格をもっているのかわかりませんが、まあ飲んでもあまり変わりがないことは確かでしょう。昼間よりももっと饒舌になるということです。

私が多くの人と飲んできて感じるのは、飲むとすごく変わるのは、昼間の生活に自分として何か無理があって、ストレスがとてもたまっている人が多いようです。

この歌舞伎役者は当然ですが将来を嘱望されていますが、まだまだ芸のレベルが追いついていません。人気とのギャップに相当な重圧を感じているのでは無いかと思います。

それが酒を飲んでタガが外れて、奔放な振る舞いに出てしまうのでしょう。

もっと芸の道に精進し、役者としてのレベルを上げ、自信を持つことができるようになれば、そして子供が出来ればきっと変わることだろうと思います。

今回の事件を契機に、より歌舞伎界の発展のため心を入れ替え努力してほしいものですね。

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コメント(2) | コメントする

泰三様 酒についてのご託宣まさに仰せの通りです
私も夏に我を忘れたと言える落語の落ちの様なことがありました
成田屋の若様には困ったものです 松竹座での風呂場で滑って足を斬った事件も
巷間いろいろ酒が絡んだ結果と言われています 自覚,自重が必要ですね
昨日28日 祇園甲部歌舞練場で「3人の会」名妓3人が舞う会がありました
京都には文化に造詣の深い事業家がおられます
祇園甲部 竹葉 先斗町 来葉 宮川町 富美蝶の各花街第一人者に舞わし
井上八千代さんの鉄輪 市川團十郎の助六というすごい会でした
満席の客は全員招待というまさに夢のような催しで、成田屋夫人は客席で
励まされ慰められ、力づけられ 傍から見ていても大変な気の使いようでした
父親の苦労子知らずといっている年ではありません
もっと京都の花街で品格ある酒の飲み方、遊び方を学べと言いたいです
聞くところによると茶道、華道、柔道、剣道と同じく酒道を学ぶ会があるそうです
小生もまだまだ学ばねばなりません
泰三様 ご教授お願いいたします

まろ様
その会のことは知っています。本当の旦那だと感心しています。
東京にはいませんね。

酒席での格は、一言では言えませんが、周りに合わせられる余裕から生まれるでしょうね。
乱れないことは当然ですが、会話の流れの中で浮かないような対応は当然です。

別にそれで気を遣っているというのではなくて自然にそういう風にふるまえるようになるよう場数を踏むことですね。

酒道を学ぶ会など私には理解不能です。周りに迷惑をかけないで、その場の人も楽しんで団郎風発できるような雰囲気づくりができれば良いのです。

一度一緒に飲みに行きましょう。

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