五耀会のご案内

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若手舞踊家5人で立ち上げた五耀会の東京での公演が、来る5月27日(金)に国立劇場小劇場で開催されます。

http://www.goyokai.com/play/

今回が東京では3回目ですが、大阪でも2回公演されていますから、計5回目の公演となります。

流派を超えて、若手舞踊家が日本舞踊会の将来への危機感から立ち上げた舞踊会ですが、
それぞれ新境地にチャレンジしたり、切磋琢磨を重ねていることは彼ら自身にとっても舞踊界にとっても有意義なことだと思います。

彼らは若手と言っても言わば御曹司のような立場の人ですから、生活云々の心配は無いかもしれませんが、そうでない人たちは歌舞伎役者でもそうですが、これから先のことを考えると、難しい問題も山積みだろうと思います。

邦楽関係のお稽古をする人は全般に非常に減っていますし、舞踊家、師匠として食べられる人は少ないかもしれません。

そうした人たちのことを思い、日本舞踊の隆盛を願い啓蒙活動をしていこうという彼らの
行動力には頭が下がる思いです。

大きく言えば和文化全般に対するパトロンの存在が希薄となり、その状況は益々進むばかりです。
今回のようなことがあると、文化的なことが後回しのようなこととなりがちで、種々の経済的問題が生じてくるでしょう。

そういう状況でも、若い人が連帯して、その文化を支えていこうという覚悟は素晴らしいことだと思います。

今後も長くこの会が続き、日本舞踊へ興味を持つ若い世代の人たちが増えことを私も祈るものです。

キモノ業界でも、まだまだこれから頑張っていかねばならない人たちに、私はそういう世代の人たちの本当の連帯を訴えています。

キモノ業界がとても恵まれた時代の世代のいい加減な商いは否定されていますし、丼勘定的なところは次々と姿を消しています。
にもかかわらず次の世代がまだ同じような商いを続け、それもとうとう曲がり角です。

若い世代は自らその環境を勇気をもって変えて行かねばなりません。

一人でできなければ同世代の人たちが腹をくくってみんなで旧弊を打破しなければなりません。

私は彼らに対してアドバイスはしますが、実行するのはあくまで彼らです。

誰かがやることの跡を追っていれば楽でしょうが、もうそんな状況ではないでしょう。

私が勇気をもってアンテナショップを開いたのは51歳の時でしたし、年齢的にはぎりぎりだったかもしれません。
60歳を越えてからでは、多分できなかったでしょう。

危機感のあるうち、体力のあるうちに、やろうと思うことにチャレンジするべきです。

正義の実践に向かっての行動は必ず支持されると信じ、この文化を担っていく使命感と共に行動してほしいと思います。

私も協力は惜しまないつもりですし、この難局をみんなの力で切り抜けていきたいと思います。

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