2011年8月アーカイブ

語りと三味線 続き

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かつて義太夫の竹本住大夫さんと三味線の鶴沢清治さんが演奏会をしたことがあります。 共に人間国宝の名人です。その時のことをNHKが取材していましたのでご覧になった方がおられるかも知れませんが、大変興味深い番組でした。 住大夫さんは誰しもが認める義太夫界の重鎮です。 一時期文楽が大変下火になって、継承の危機を言われたとき、住大夫さんや、吉田玉男さんなどが中心になって文楽の啓蒙活動の

語りと三味線

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以前の間の話の続きのようなことですが、私は長い間清元のお稽古を続けていますが、清元はいわゆる浄瑠璃の一つで、語ると言いますが、三味線無くしては音楽として成立しません。 その昔日本の伝統音楽は、弦楽器は大陸から伝わった箏と琵琶でした。 平安時代から、琵琶を手にして、説話などに節をつけて歌ういわゆる琵琶法師が現れ、話の内容が叙事詩的なので、歌うとは言わず語ると言うことになりました。

要らない物は消えていく

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私は最近FACEBOOKなどのSNSにも色々書きこんだりしていますが、 大きな目的は日本人とはどうあるべきか、特に日本の文化の秀逸さを訴え、それを日本人が再評価し、自らで護ってほしいと言うことなのです。 しかし残念ながら、浴衣は別ですが、ほとんどの女性が、キモノを着る機会がない、着られないから着ていないということを言われます。 以前に比べてキモノを着ている人、着たいという人は確

間(ま)が悪い

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日本の文化の特長の一つに間(ま)というものがあります。 色々なところでよく使われますので、日本人の生活には溶け込んでいると思いますが、 欧米人にはやや理解ができない言葉でしょう。 単純にいえば、物と物の間(あいだ)、空間、余白、 あるいは動作と動作の間の時間的間隔などと言えます。 リズムやテンポなどの意味にも使われますが、 この間の取り方が良いとか、間を外すとかは邦楽の世界でよ

歌舞伎衣裳も危ない

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私は以前に玉三郎丈のご依頼で、豪華な打掛を2枚作らせて頂きました。その時の話は別の記事で書いておりますが、大変苦労しましたがいい思い出でもあります。 お気に召したようで、この10月には日生劇場で舞踊公演をされますが、そのうちの一枚をお召しになるための新作舞踊もあるようで、私もうれしく思っております。 歌舞伎衣裳は、キモノとは作るコンセプトが違うので、要するに遠くからでもよく目立

親分がいない

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菅総理もついに辞めることとなりましたが、6月2日から2か月以上粘りに粘って、その間も軽率な発言やリーダーシップの無さを露呈し続けて、支持率は最低レベルまで落ちてしまいました。 政治への信頼を貶めたという意味では彼の責任は小さいものではありませんが、そうは認めなくないようです。 最近だらしない男が多いように思いますが、この間の経産省の官僚でも、自らの非、無能さを絶対認めようとしま

襲名披露

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芸の世界では、先達の名を引き継いだりするときに、襲名披露という会などを催します。 商いの世界でも、代々当主がある名前を引き継いでいくときには同様に襲名といいますし、襲名記念展などの展示会が催されたりしますが、芸の世界よりは地味なのものです。 今月、日本舞踊の大きな襲名披露公演が開催されます。 8月29日、30日、31日の3日にわたって、国立劇場大劇場で尾上流の新家元の襲名披露舞

銀座はまだ暗い

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銀座の店でまだ夏休みを取っているところもあるようですが、何せいまだにやはりネオンサインなどの照明を減らしているせいもあって、何か薄暗く感じてしまいます。 おまけに今日は銀座三越がなんと休館で、すぐ近くの銀座コアも閉めていて、余計に暗く感じます。 昔はデパートに定休日があったのを今の若い人は知らないでしょうね。 バブルはじけて売り上げが下がって、営業時間を増やして、定休日を辞めて

夏休みも終わりどす

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銀座のお店は、今日からまた開けさせてもろてます。 長いことお休みさせていただいて、すんませんでした。 これからもまたお客さんのために一生懸命きばらしてもらいまっさかい、あんじょうおたの申します。 ああやっぱり書きにくい。 京都弁は非常に緩やかなテンポで話すところに特徴があると思われますが、今の普通の人はこんなしゃべり方はしません。 かといってこういうしゃべり方は、花街独特のもの

京都弁でブログを書いてみたら

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私の書き方はどうも強く感じられるらしく、私のことをよく知っている人は、誤解されるからもっと優しく書いたらどうかと時々アドバイスを頂きます。 父親譲りで、人一倍責任感や使命感が強く、曲がったことが嫌いで、筋の通ら無いことをするもの、そういう話を嫌うので、どうしても書き方にそれが出てしまうようです。 いちど京都弁で書いてみたら柔らかくなるのではないかと言われました。 なるほどと思う
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