5月15日は葵祭りです。 上賀茂神社、下鴨神社両社のお祭りです。 その昔は賀茂の祭りとも呼ばれ、源氏物語の葵の段に、葵上と、六条御息所との、祭りの折りの車比べのことが書かれていいます。 応仁の乱などもあって、何度かの中断を経て、現在でも継続されています。 斎王代というのは、斎王の代わりということであって、1953年から葵祭が再開され、56年に斎王代が登場することとなりました。
2013年5月アーカイブ
都心に次々と、オフィスビルやマンションが建築されていますが、飯田橋の旧警察病院跡地に三井不動産が開発中の物件はレジデンスが併設されています。 総戸数505の高層マンションですが、まだ完成していませんが、先日販売開始したらあっという間に完売だそうです。 少し面積狭くして平均5000万円くらいだから売れたということらしいですが、ほかにも神楽坂に建築中のところも即日完売だったそうです
過日懇意にしている料亭の大将から大変興味深い話を聞きました。 京都の伝統文化には、京都の土地柄、季節などが大きく関わっていることは否めませんが、京都の水はそうした影響を受けているモノの代表かもしれません。 京都の水は、京都で生まれた文化に大きな影響を与えました。というよりその水あるからこそ生まれた文化も数知れません。 京友禅には水が欠かせませんし、西陣織でも、糸を染めるのに水が
21日(火)まで、梅垣さんの帯の展示会をさせていただきます。(15日は定休日) 今回は私どもも今まで見たことのない、意欲的な新作も届いております。 是非ご鑑賞においでください。私の眼で見ても現在西陣で最高水準の作品揃いです。 西陣の帯は、世界最高の織物技術を誇り、まさにピンからキリまであらゆるものを織ることが出来ます。 しかしながら需要減や材料の入手難などもあって、後継者が本当
以前に糸の値段が上がっていることを書きましたが、その影響が明らかに出始めており、すべての製品が値上がりし始めています。 私共が使用する高級な白生地でも想像以上の値上がりで正直驚いていますし、それよりも上質な糸自体が手当てできないくなりつつあるようです。 また麻も相当に値上がりしています。 小物などは生地価格が占める割合が高いので、いち早く値上げをしています。 このコスト高は単に
今日は端午の節句ですが、これは古来からの暦の上での5節句の一つです。 また立夏ともほぼ重なりますし、季節の変わり目でもあります。 端午の節句は菖蒲の節句とも言われ、古来宮中でも色々なお祝事があったようです。 こういう季節の変わり目の色々な行事には中国から伝わったものもありますが、日本で色々な解釈が加えられ、独自の物となったものがたくさんあります。 これもまた伝統文化ですが、菖蒲
憲法記念日ですが、今年は現総理が憲法改正を声高に唱えるものだから、今までよりは憲法問題を考えるということ自体は悪いことではありません。 しかし最高裁判所から、憲法違反の一票の格差を早く解決しなさいと勧告を受けているような議会が、 憲法改正を論議すること自体、筋が通らないと私は思います。 まずやるべきことが山ほどありますし、足元をよく見つけなおしてほしいものです。 また2年前に世
今月能の初心の方を国立能楽堂にお連れするのですが、私の日程もあって、18日(土)になりました。 その日は東京金剛会、つまり金剛流の東京支部の公演です。 ご存知のように能には大きく言うとシテ方5流あり、観世(かんぜ)、金剛(こんごう)、金春(こんぱる)、宝生(ほうしょう)、喜多(きた)ですが、喜多流は金剛から別れたのですが、もともと残りの4流は奈良から京都に出て来たのですが、今は
もうはや4ヶ月が過ぎ去り、皐月となりました。 年を取ると月日が過ぎ去っていくのが早く感じますね。 まあキモノ業界の衰退は今後も加速していくのかよくわかりませんが、今回も京都での会を通じて強く思うのは、本当に消費者が欲しいと思っているものと、流通業者が対応していることに、大きな乖離があるという事実です。 もちろん敏感にそういうことを汲み取って、色々仕掛けていく元気な専門店もあるよ
東京には山ほどサラリーマンがいますが、着ているスーツと言えば、黒か、紺か、グレーの、柄があってもストライプばかり。 ダブルのスーツなどまず着ている者はいません。 特に金融関係に顕著で、ほとんど同じような姿ばかりです。 金融関係にそういう服飾規定があるのかと聞いたら特にないそうです。 欧州に行くと、みんなもっとカラフルだったり、デザインでもバリエーションがあります。 そういうスー
1