泰三の伝統文化四方山話

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以前に予告をしておきましたが、15日(土)の1時から、スペース潦(にわたずみ)という場所で、私の日本の伝統文化をテーマにしたお話の会を開催します。

参加は全く無料です。当初申し込んでくださいとお伝えしましたが、会場に余裕があるようですし、どなたでもお時間あればおいでください。

私がなぜこんなことを始めようと思ったのかということについては以前にも書かせていただいたと思いますが、今この国は大変憂慮すべき事態にあると思うのですが、これはひとえに政治力、行政力の低下にかかる問題です。

また教育上の問題もあり、日本は、古い長い歴史の中で築き上げてきた多くの特色ある価値ある世界に冠たる伝統文化を有しているのですが、そのことにほとんど無頓着かつ無知で、その多くの文化が確実の低級化し崩壊への道をたどり始めています。

自国の歴史や文化も知らない国民というのは極めて尋常ならざる事態ですが、島国であることもあって、そのことへの危機感を抱くことなく年月が過ぎて行きます。

いわゆる庶民がそうであっても、政官財のトップまでもがそうであるような国では、文化の支えるパトロンも存在も希薄となり、もちろん時代に合わせたそれなりの形で残って行くかもしれませんが、長い長い歴史の中で育まれてきた高度な技などの伝承は極めて困難な状況となってきました。

そのことを仮に役人に指摘しても衰退しているところには見向きもせず、政治家でも伝統産業は金にならないと面と向かって言われて呆れ返ったものです。

和室の無い家に育ち、国史に対してもおろそかに教育を受けたものが、果たして国益を左右する交渉の立場で何を発揮できるのでしょうか。

歴史と文化はその国のアイデンティティそのものですが、それが出来ない政官財では、世界に伍していくことは難しいでしょう。

文化をよく知ることすなわち教養があれば、もっと国同士の交渉でも相手が見えてくると思いますし、もちろん自国民へも思いやりのある政治もできるでしょう。

経済、つまり金の話しかできないような男では尊敬されないのは言うまでもありません。

もっと豊かな教養を身に付け文化力を高めた者を世界に送り出さないといけません。

日本の文化は世界の垂涎の的なのですし、そのことを研究している外国人も数限りなくいます。

そういう話ができない男と飯を食っても面白くないでしょう。

私一人がああだこうだと言って何かが変わることはありませんが、たまたま長く幅広く和文化に触れてかつ獲得してきた身として、その文化の価値を啓蒙し、願わくば触れていただくための誘いとなればというのが私の思いなのです。

まあ色々な伝統文化の薀蓄話のようなことになるかもしれませんが、ご興味あればおいでください。

この後21日から西条市の戸田益呉服店で泰三展をしていただくので私のお話し会をさせていただきます。

また月末には京都大学のある講座でも話す予定となっています。


銀座7-12-5高松建設ビル1F です。

お問い合わせは03-5550-5582または90-4293-5518まで。

下記の地図の青丸のところです。私の銀座きものギャラリー泰三のすぐそばです。


講演会場.JPG

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