苦しい時こそ

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キモノ業界の苦境を訴えているだけでは埒があきません。いったいどうすれば次につなげていくことができるのかを探るのが大切です。

過日の朝日新聞にも丹後の産地をこれから支えて行く人達がより扱ってお互いに知恵を出し合い、新たなジャンルのモノづくりにチャレンジされていることが掲載されていました。

ある意味当然の成り行きです。

モノづくりの現場は大変な状態ですが、もしまったく何もしないで従来からのやり方だけでは、産地は崩壊し、当然ですがこのキモノ文化は消滅します。

どんな形であれ次の世代にその先人の営みを伝えていくのがまさに伝統文化であり、そのために知恵と革新が必要なのです。

こうした産地の思いを売り手が理解し、消費行動に結び付けていく努力が必要なことも言うまでもありません。

従来ならそれなりの場所ではキモノを着るのがあたりまであったという文化は、明らかに変質しています。
和室の無いマンションや家が都会では平気で存在し、そのことを何とも思わない国になっているという現状は、いかんともしがたく、もう元には戻りません。

民主党が政権を握って初代の総理大臣夫人は首相官邸にあった和室を洋室に変えてしまったと言うような国です。

和文化への教養のかけらもない為政者が平気な顔をしていられる情けない国ですが、そのことをぼやいたところで何も変わりません。

周りもみんな同様ですし、この輩にキモノ文化の復権を訴えてもむりです。

要は自助努力しかありませんし、以前と違ってみんなで力を合わせることが大切です。

つまりはネットワークづくりです。

消費者を巻き込んだ、モノづくりの方向性を探る活動をしているところもあるようです。

これから先この仕事で飯を食っていくというのなら、単に同じことの繰り返しではなく、どうすることが自分にとってベストであるかという希望、目標を立て、その理想に向かって一歩でも近づけるよう少し筒でもリスクを張っていくべきなのです。

特に作り手がどうすれば残れるのかを考えなければなりません。

窮すれば通ずという言葉がありますが、追い詰められないと知恵は出ないのでしょうか。

今の室町大手の商いでは必ず破綻します。正義の無い商いに終始している様を放置すれば当然のように想像できる帰結にまっしぐらです。

今、本当に自ら変る努力をしないと間違いなくそうなるでしょう。

こうなったらいいなと思っていることがあるなら、それに向かって歩み出すのは今です。

勇気を出して踏み出しましょう。

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