「伝統文化四方山話」続けます

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先日、私の文化への思いを語る会が終了しました。

来ていただいた方には大変好評をいただき、すぐに次回はいつですかとお尋ねいただいており、しばらく続けさせていただきます。

次回は「京の文化とお江戸の文化」という演題を考えています。

私は慶應義塾大学に昭和43年に入学して以来、その後仕事上も東京、京都の往復を重ねています。

今年でもう45年にもなりますが、その間に東京も、京都も随分変わりました。

特に東京の変わりようは顕著ですが、両方のある意味両極端な街をずっと見続けてきたのです。

両方の街に住んできたからこそ、中からもわかりますし、外からも気が付くこともあります。

特にこの13年間、銀座に店を開設してからは、頻繁に往復しますから、その変遷を強く感じます。

東京は私が店を出したころから大きく変化しましたが、まさに何でもありで、景観は壊れるばかりで、騒がしくかつ何の統一感もなく、地域文化も薄れ放題です。

これはいまさら言っても仕方がありませんが、国政、都政、ともに教養のかけらもない輩によるところが大きいのです。

歌舞伎座の建物を見てこんな古臭いものは即刻取り壊せと言った歌舞伎も見たことの無いような知事がいれば街が壊れるのは当たり前です。

ですから今明確な江戸文化というモノが壊れ始めていますが、それでも京都と東京は全く違う文化形成をしてきたことは確かです。

歴史によるところの大きい、先人が築き上げたそれぞれの文化を、現実に体験してきたものとしての視点で語ってみたいと思っております。

私は決して江戸文化が嫌いなわけでなく、歌舞伎も見にいきますし、清元という浄瑠璃も長くお稽古していますし、小唄も春日流です。

京都と、東京の花柳界の違いも相当に著しいですし、そんなことも実際自分で出入りしていないとわかりません。

今ではそうしたところに通うような余裕はキモノ業界にはありません。

私は古き良き時代の生き証人かも知れませんし、そうした実体験からくる私の伝統文化への思いをまた語らせていただくつもりです。

日程は後日お知らせします。

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