2013年9月アーカイブ

虫干しの大切さ

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早くも10月となり、袷の季節となりましたが、夏の間にお召になったキモノは必ずお手入れをされてからおしまい下さい。 シミを放っておくと抜けなくなってしまいますし、汗で汚れた襟なども同様です。 ところで、先日から連続、黒留袖の変色を何とかしてほしいという依頼が来ていますが、以前にもご説明していますが、京都の上物の黒留袖は、従来から三度黒という特殊な染め方をしてまいりました。 これは

付下げ着尺

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昨日のNHKで高齢のキモノ評論家の女性が付け下げ(付下げ着尺)の解説をしていましたが、ちょっと言葉足らずでしたので、捕捉します。 この付下げ着尺という言葉の意味ですが、そもそも着尺というのは、訪問着などのように作るときに、白生地の段階でキモノの形にして(下絵羽)から製作しますが、着尺は白生地の反物の状態のままで加工したもので、その形のままで販売されます。 一般的には着尺というと

伝統文化は男社会

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先にアップした記事の中にある、海老蔵舞踊公演は、10月25,26,27日には八千代座でも執り行われますが、これは海老蔵事務所の管轄ではないようですから自らのHPには載っていません。この公演もすべて切符は売り切れているようで、海老蔵人気は大したものと言えますね。 ところで歌舞伎公演は色々な歴史から、野郎歌舞伎と言って、成人男子しか演じることができません。 今は一部子方だけ女子が演

役者の健康

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来月市川海老蔵さんが、また古典への誘いと称して、舞踊公演を開催しますね。        http://ebizo-koten.jp/ 今回は清元舞踊で、保名と、お祭り(申酉)を踊るようです。 それ以外に口上と、清元の素浄瑠璃で玉屋の演奏ということになっています。 それぞれの公演はすでにチケット完売しているようですが、この公演は松竹主催ではないようです。 歌舞伎役者の中には、個
銀座の店では14日から23日まで、秋の新作展を開催いたします。 年々作ることの困難さを思う泰三の作品ですが、数は少なくとも、長い日数をかけてコツコツと作り上げております。 思いか加工のものだと2年も要しますが、いまどきこうしたことをしているところは多分ないだろうと思いますし、一つ一つが大変貴重なものに思えるこの頃です。 種々の環境の変化、高齢化など、モノづくりの現場は年々多くの

おもてなし文化

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日本の文化関係の予算はたった1000億円です。 それが全くずっと増えていません。 フランスはその10倍の予算規模です。 日本の政治家や官僚でこれを増やそうとしたものがいるのかいないのかは別にして恥ずべき状況であることには違いありません。 日本は文化国家だと大見得切って言いながらなにも教養がない、程度の低い議員もいますが、今の状況ではこれから先を思うととてもこの国の多種多様な文化

東京五輪

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2020年東京オリンピック開催が決定し、招致活動に苦労されて来た人たちの苦労が報われて何よりでした。 何よりも私が喜ばしいのは汚染水問題などで総理があれほどの大見得を切って、多分嘘をついてプレゼンしたことです。 世界中のマスコミは多分嘘だと思っていたでしょうし、これからも今まで以上に厳しい目が注がれるでしょう。 ですから言った限り本当にこれから7年で原発問題を抑え込まねばなりま

危機対応能力

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いよいよ2020年オリンピック開催地が決まりますね。 大接戦だということですが、本当に蓋を開けてみるまで分からないような状況のようです。 東京は前評判高かったのに、汚染水問題で急に窮地に陥っています。 世界地図で見ればいくら250キロ離れているといっても、世界の人から見れば目と鼻の先でしょうし、非常に危惧するの止むを得ません。 まあ大体この汚染水の処理を役所体質で何の反省もない
昨日東京のお客様を、梅垣さんの帯を作る現場や、金彩工芸の職人さんの工程見学などのお連れしましたが、その技、こだわりに驚かれておられました。 実際に泰三のキモノや梅垣さんの帯を買われているだけに、職人さんの高度な技の仕事を見て余計にその価値を再認識していただけたと思います。 かつては最高の技をふんだんに使ったモノづくりがいくらでもできる環境にあったので、本当に良いものを作ろうとこ
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