京都は明日から始業です

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本年は京都では大雪が2日続くという異常気象で始まりました。

市内でのこれほどの積雪は61年ぶりということです。

さて本来なら4日から京都も一斉に始業ですが、たまたま日曜なので明日が仕事始めです。

ただ明日は挨拶回りなどが主ですが、嘗ては正月に初荷と言うのぼりを立てて商品を納品したり、地方からもお客様が京都に正月の挨拶を兼ねて上ってこられたものです。

現在でもそうした方たちのためにお酒をふるまう体制で待つ問屋もあることにはありますが、少なくなりましたし、何か正月気分が年々薄れています。

日本人全体がそうした季節の催事記を意識できないという心のゆとりを失っている感があります。それだけ余裕がないのかということでしょう。

新暦の年明けの3ヶ日を祝い、休むというのは世界でも日本だけのようです。中国や韓国、ベトナムなどでは旧暦で正月を祝っていますし、その時はもっと長く休みます。

日本人は平均的な就労時間がドイツと年間で約400時間近く違うようですし、世界的にも日本の労働時間は長いと思います。

表に現れない残業時間を考えると相変らず世界で一番働いている国かもしれません。

金融関係などでも大変残業が多いようですが、ほとんどが書類作りだそうで、お上に提出する報告書が半端ではないそうです。

マスコミ関係も半端でない忙しさで、本も読む時間がないそうです。

マスコミに従事する者が本も読めないというのは笑い話のようなことですが、近年裏も取らない確度の低い記事が問題になるのもそうした時間的な制約が大きな原因でしょう。

もちろんその背景には収益重視ということがあるのは間違いないところです。

若い労働者が自分自身を磨くための時間が取れないということはこれから先のこの国に取って由々しき事だろうと思います。

ただでさえサラリーマンの金太郎飴化、マニュアル重視で、個性がないと言われているのですが、その傾向に輪をかけて、机上の空論的発想しかできない人材がもっと増えて行くことに、大変な危機を覚えます。

組織と言うのは色々な個性の集合体でないと活性化できませんし、言動の方向性が一方的になると、今のように再び猫も杓子もバブル期の再来のような行動をしたり、右下がりになると一方的にリストラばかりしかできないような、ぶれの大きい経営となります。

このまま目先の刹那的な行動の繰り返しでは、この国はいつまでたっても働けど働けど我が暮らし楽にならずというようなことになりかねません。

もっと物事を広く見られる、多くの価値観を持つ人材を作らないと、正しく再び戦争をしてもいいというような国になりかねないのです。

不必要とも思えるつまらない文書を作らせる中央官僚のあり方も考えるべきなのですが、こういう指摘をする政治家もいないことが情けないのです。

美を求める文化などはまさしくその心のゆとり無くしては花咲きません。
若い人は大変でしょうが、仕事以外で自分を磨く、鍛錬する時間を取るよう努力して欲しいと
心から願っております。

これからの日本を変えていくのは若い力なのだということです。

悲壮感では無く、夢や希望をもって、楽しく人生を謳歌して欲しいものです。

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