ワクワク

カテゴリー:

正月早々、大雪が降ったり、株式市場が乱高下したり、今年のこれからの変化の多いであろう年を思わせる年明けです。

そういう意味でも驚いたのは、箱根駅伝で青山学院が新記録で初優勝したことです。

戦前ではそこそこ力はあっても優勝を予想した人は殆どいませんでしたし、山登りの5区でたった43キロしかない選手が、今後当分破れないだろうという記録をあっさりと更新してしまいました(すこしだけコースが違いますが、従来より少し長くなっての記録なのです)。

復路も独走で、結局新記録で優勝してしまいましたが、意外だったのはみんな笑顔で涙がありません。嬉し涙がないのです。

まあ昨年ギリギリで優勝を逃したとか、悔しい思いを積み重ねての優勝では無く、まさに突然のように才能が開花し誰もが予想しない活躍をしたことで、喜びだけが全面的に出たのでしょうね。

5区の選手もすごかったけれど、4区の1年生で区間新で走った選手にもびっくりしました。

駅伝は団体競技で、そのみんなの力が予想もしない潜在能力を開花させたのでしょう。

この若者たちを指導してきた監督は、駅伝選手としては名を成すことはできずサラリーマン生活をしていたそうですが、そのことがかえって良かったのではないでしょうか。

有名な選手は、自分と同じことを要求しようとしてスパルタ的な指導をしがちですが、この監督はそうでは無くて、ワクワク大作戦と言っていましたが、悲壮感を持たず走ることの楽しさを教えたかったようです。

目標に向かってみんなで楽しくうれしく走ろうということでしょう。

名門でいつも優勝を求められるようなこともないので、力が抜けて良い結果を残せたのだと思います。

なんでもそうですが、肩の力が抜けないと良いパフォーマンスはできないものです。

仕事でも同じことで、追い詰められているような環境では無く、楽しく元気に伸び伸びと仕事はしたいものです。

経営者はそういう環境を提供できるよう腐心するべきですが、最近変に管理を強化しようという会社も多いのは、結局社員を信用していないという事でしょうし、現場のストレスは増すばかりでしょう。

最低の規律、規範があるのは当然としても、何事もマニュアル化するような経営では、社員がみんな金太郎飴のようになって、個性が涵養されませんし、言われることだけやればいいというような役人的サラリーマンになってしまいます。

無駄な仕事はできるだけ減らし、残業もできるだけ少なくして、社員それぞれの自主性を重んじるような経営が理想ですね。

日本人はつまらない仕事で働き過ぎだと思います。金融関係でも官僚が民間を上から目線で縛ろうという事でどうでもいいような書類を山ほどつくらせるなど愚の骨頂ですな。

キモノ業界も特に産地はストレスのたまることでしょうし、先のことを思うと不安でしょうが、考えているだけでは何も始まりませんし、自らつくるものに自信をもって楽しく仕事が出来ればそれに越したことはありません。

つまらない人真似したり、嘘をついたようなことをしないで、真摯に真面目に良いものを作っていれば必ず認められると信じています。

勿論情報発信も大事ですが、それに見合うものづくりや商いをすることは当然ですし、そのものをお客様が持つことの喜びが共有できればと思います。

ワクワクと心躍る、そういう仕事を目指せば、きっとお客様にもその心は通じると思います。

難しい年かも知れませんが、信念を貫くことですね。


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.taizou.jp/mt/mt-tb.cgi/1480

コメントする

月別 アーカイブ