飛ぶ鳥跡を濁さず

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昨年、大手アパレルメーカーが、近年キモノの商いを拡大していたのを突然のように辞めて、、撤退すると聞いて驚いたものです。

もともと仕立て上がり呉服などかつては実用呉服と呼ばれていた安物分野で、キモノの商いはあったのですが近頃多くの問屋が弱体化したことから、チャンスと思ったのでしょう。

デパートの呉服売り場を丸々引き受けたりしながら、シェアの拡大を図っていました。

当然ですが、在庫を作るために買い取りもしていましたし、支払いも良いので一時期は優良な流通先として歓迎されていたものです。

ところが現実は厳しく、アパレルのように回転はよくありませんし、デパートの売り場を獲得するための最初の条件も非常に甘くて、赤字が続いていたようです。

しょせんは目先の利益しか考えないサラリーマン社長の無能が招いたことで、儲からないから辞めるという究めて単純な結論を下したのです。
キモノ文化の継承だとかというような高邁な精神など端からゼロの無教養でしたから、その帰結は予想されたことでした。

当初は仕入先には何の迷惑もかけないということだったのですが、今年になって在庫を簿価の半分の価格で買い取ってもらえないかと言ってきたそうです。

早く整理を付けたいからという理由だそうですが、仕入先に買い取れということです。

取引がまだ継続していくのならまだしも、終っているのに、自分の都合だけで仕入先にそう言うことを言える面の皮の厚さに呆れ、軽蔑します。

あほサラリーマンの典型でしょう。どんな言葉で罵倒しても足りないほどの無能がキモノビジネスに中途半端に参入したことで、多くの人に迷惑をかけます。

もちろんみんな拒否しているそうです。まあどうなるかわかりませんが、所謂バッタ屋に流れることでの一時的な価格の乱れがあっても、こういうバカが業界から去ってせいせいしますな。

飛ぶ鳥後を濁さずというのも最近は死語となりつつありますね。

ポンと放り出してあとは弁護士任せで破産して遁ずらするようなごみ屑経営者の多いことは、高学歴など何の役にも立たない事を証明しています。

ピンチにいかに頑張れるかが男の値打ちですが、男らしい男がいなくなってきましたね。

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