敷居が高い

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お陰様で最近毎月のように新しいおお客様がお見え頂いていますが、大体ホームページや、ブログ、SNSなどで、当店の情報を得た方々です

相当に遠いところからもお見えいただくのですが、幸い私の店は東銀座に近く、羽田から京浜急行で直接来られますから、京都に行くよりは便利だと言われます。

実際その通りかも知れませんし、飛行機をうまく使うと新幹線よりも安いようです。

私の店は歌舞伎座や、新橋演舞場からも近いので、歌舞伎鑑賞のついでに寄られる方もおられますね。

ただ、今でもそうですが、初めての方の中には私の店が敷居が高いと言われます。

ブログの口調が強いこともあって、たいへん私が怖い男だと思っておられる方もいらっしゃるようです(笑)

まあ実際はそんなこともないし、またキモノでも高いものばかりではありません。

押し売りなど一切しませんし、私の話だけを聞きにお見えになる方も結構おられます。

私は正しくキモノ文化を次世代に伝えることを使命と心得ていますので、話すことで何がしかの知恵を得られ、キモノライフに役立つのなら、これからも啓蒙だと思って尽力致します。

総じて専門店というのは老舗ほど敷居が高いと言われますね。

ただ実際やや当たらずとも遠からずのことはあります。
老舗のプライドというのも多少ありますが、誰彼となく入りやすくすると、本当にお買いになるお客様に迷惑になるとか思ってしまうので、
ある意味わざと入りにくい雰囲気を作ってしまうのかも知れません。

以前のように呉服屋がたくさんあった時代には、呉服屋に入る事もそれほど抵抗がなかったでしょうが、いまどきの特に初心者にとっては、高級な感じのする店ほど入りにくいのは良くわかります。

京都のえり善さんは、もしかしたら日本で一番良心的なお店かも知れませんが、やはり入りにくい雰囲気があるような気がします。

中に入らないから、えり善さんはとてもお高いものしか置いていないとか、値付けも高いのだろうと勝手に思われているようですが、実際は若い女性の販売員もいて、とても初心者にも親切で、価格もお値打ちです。

こうした実態と、消費者心理とのギャップを如何に埋めていくのかということが、私が再三再四申し上げていることです。

これには色々な手法があるかも知れませんし、一概にどんな方法がいいのかということでは無いのですが、矢張りネットをうまく活用することは必要です。

お客様との距離を埋めるためにも、店側が発信をしてお客様側に近づいて行くことをまずしなければなりません。

後にはお客さまのほうから近づいて来られるでしょうが、それまでは色々な媒体を使い道を作って行くことです。
雑誌などは効果は高いのですが、費用が相当に高価ですから、頻度が多いと経営上は大変です。それでお客様が来られるようになっても、それを続けなければならないので、それを価格に転嫁せざるを得なくなります。

もちろん十二分な売り上げがあれば継続は可能ですが、私は良しとしませんでした。

ある意味最もコストの低いのはインターネットを利用した発信でしょう。

勿論口コミというのが一番ありがたいのですが、かつてのようにキモノを知る人が多い時は良かったのですが、本当にキモノ初心者が多い時代で、どこの店が良いとか悪いとかがわからない人同士ではかつてほどの口コミの影響力は小さいと思います。

ただ実際真面目な仕事を貫いていれば、そういう情報は自然に拡散していくと信じたいものです。
先述のえり善さんの実態を知る人が少ないとしたら、それはやはりえり善さんの発信不足だということが言えるのでしょう。

私はいずれは仕事を辞めますが、このお店だけはどんなことがあっても正当なキモノ文化の伝承という意味でも存在価値が大きいので、残ってもらわなければなりませんし、できれば私の発信力でお手伝いをこれからもさせていただきたいと思っています。

銀座にも支店があるのですが、以外とご存じ無い方も多く残念です。

是非一度お尋ねになって勇気を出してお入りになってください。いかに今まで思っていたことが杞憂であったかということにお気づきだと思います。

私の名前を出していただければ結構です。

敷居が高いと思われている方々に、その心理的な壁を低くし、取り除くのは店側の努力にかかっているという事だけは忘れてはなりません。

何もしなければ既存のお客様が年を取られて買わなくなって、いずれ先細りで辞めざるを得ません。
必死になって頑張れば道はつくと思って、特にこれからこの業界を支えて行く人たちは努力を怠らずご尽力ください。65過ぎた爺がこうやって発信しているのですから。

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