子供たちに何を残すのだろうか

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近年、京都に来る観光客がどんどん増えていますので、ホテルの稼働率が88%を超えているという尋常ではない数字なのですが、そのため京都に新しいホテルが次々と建築されているだけでなく、セカンドハウスを持ちたいという需要もあって、マンションの建設がとまりません。

これはほとんど京都以外の業者に寄るもので、中京区は東京や大阪の業者が地上げをしていて、歯抜けの土地が目立ちます。

まさに京都の街並みが壊されている現実に京都市民はなすすべもなく憤りを感じています。

そこに来てついこの間、下鴨神社の境内にマンションが建つというニュースが流れ、さすがに驚きました。

下鴨神社は大変古く、上賀茂神社と兄弟社になるのですがかつての官幣大社で、現在は神社庁の別表神社といって、位の高い神社で、宮司は神社本庁が決めるのです。

古い神社は宮司を世襲しているところもあるのですが、こういうところは言わばどこかから転勤してくるので、つまりばサラリーマンなのです。

境内の一部を業者が50年間の定期借地権付きのマンションを建築することで、年間地代を得ることで、安定的な神社経営をしようということなのでしょうが、世襲していたらこういう決定はできなかったと思います。ハッキリ言って、世界遺産にマンションというのはあまりに恰好が悪いです。

一番の問題は21年ごとに式年遷宮があるのですが、今回のその費用30億円が、集まらず、
時代が変わったとはいえ、普通に寄付だけで頼っていては、次の遷宮も難しいと思われたのでしょう。

この神社はかつては天皇家の庇護のもとにあり、江戸時代は、この神社の神紋二葉葵が、徳川家の三つ葉葵のもととなっただけに、江戸幕府が面倒を見ていたのです。

しかし今の時代、こうした大きなスポンサー、パトロンが不在で、神社だけでなく多くの文化施設もその維持に苦労をしています。

京都の多くの神社仏閣は豊臣秀吉、徳川家康の時代に再建されていて、江戸幕府はそうしたところの大きなパトロンでした。

ところが超教養なき明治維新政府は、廃仏令というとんでもない命令で、多くの寺を廃し、その寺領を取り上げて自分たちの懐に入れました。

こういう歴史遺産の価値を認めないとんでもなく教養がない為政者が上に立つ時には国は乱れ潰れるのです。

この連中の流れの輩で現実に日本は77年という短期間で潰れてしましました。

統治機構が最悪で上に立つものの見識があまりに低く、超無能大本営の机上の空論のために300万人もの人が命を失いましたが、今また稀代の超無教養なトップのためにこの国の未来は危険です。

一体我々は何をこの国のこれから生まれて来る人たちに残していくのでしょうか。

大本営のバカどもは荒れはてた日本を残しましたが、まさに日本文化を考えない超無教養のなせる業ですかな。

こうした反省を込めて我々は、平和で美しい、文化の実り豊かな国を残して行かねばならないと思うのですし、それが男の仕事です。

にも拘らず、いまの政官財ともに目先の欲に目が血走って、要りもしないリニアはつくり自然を壊し、絶対安全などということはないことは分かってい乍ら、金が目的で原発は動かそうとするし、これほど、未来を考えず、見識もなく、腹の座った男がいない時代はありません。

正に無芸大食無教養がなせる業で、頭は良いけれど、日本という国の先人が何をなしてきたのかということをよく理解していないバカが多すぎます。

最下層の武士のコンプレックスから、それ以前の支配階層の文化をぶっ潰そうとしたとんでもない馬鹿どもが政権握ったがためにとんでもないことになったということを、歴史として良く見つめれば、もっと違う目で日本が見られるでしょう。

上に立つ者は、歴史と文化をよく良く勉強しないと大きく行く道を誤ります。

こんなこと常識ですが、最近の東大出の何々のような輩がどうしようもなくこの国を壊していこうとしていることを踏まえて教育を見直さないと、次世代から恨まれることとなります。

孫ができたからよけいにそんなことを思うこのごろです。

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