しかたがないですかね

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8月も今日で終わりますので、明日から再び単衣を言うことになりますが、よほどの暑い日ならまだ夏物をお召になっても、場所に寄りますが違和感はありません。

それにしても今年もあと4か月ということで本当に早いものです。

例の安保法案というつまらない法案審議で国会が無駄な時間を使っていて、それでなくても無能の政治家、官僚のために相も変わらずろくでもない無駄遣いが終わらず、本当にこの国は政治家や官僚の方が一般人よりもはるかに文化力の低い世間知らずという嘆かわしい事態です。

こんな状況ですから、キモノという文化も未来も全く見えず、経産省は無能の巣窟ゆえ、未来への展望など描くことさえできません。

文化を継承できる人づくりという観点ゼロの無能どもには何の期待も持てません、

次世代にも誇りをもって伝えたいものづくりには、別に今に始まったことではありませんがその技などを伝える人がいなければならないことはどんなあほでも分かるはずです。

ところが経産省というのはいつも産業振興と言うおためごかしな表題しか頭に無いからその底辺にあるモノづくりの人たちへの思いをいたさないようです。

産業振興と人づくりは表裏一体なので、真剣にその文化の未來を考えるなら、厚労省と組んで、計画を練るべきなのでしょうが、縦割りで省益しか考えない屑官僚にはそんな知恵も出るわけもなく、この業界のはもはや人づくりには手遅れの状況となっています。

文楽の補助金をぶった切るような教養のかけらもない為政者とおなじことで、その文化の質、価値を知ることの無い、理解出来ないほど育ちの悪い輩にこの業界の未来を託すことは不可能です、

キモノには色々なものがあることも知りませんし、インクジェットでも機械染めでも、キモノが残ればいいと思っているのでしょう。
だから過日の研究会でも、高いレベルの文化を理解出来ないような委員を集め、その結果愚にもつかないような程度の低い提案だけで終わってしまいました。
正しく教養の欠如と言えますが、まあしかたがないでしょうね。

どうも地域振興と言う絡みで、キモノというものが何かのファクターとならないかということだったのだろうと思いますが、キモノを見たこともない、着たこともない輩に付け焼き刃で、何か考えさせても、正しい方向性を提案できるわけもありません。

茶道を嗜んだり、伝統芸能、伝統文化への造詣などがあれば色々提案もあろうというものですが、日本文化も語れない今の官僚にそれを期待すること自体がナンセンスです。

この春から、キモノ業界はまた一段と縮小していますし、産地の疲弊は輪をかけているようです。

各産地も色々知恵を出して新規のものづくりにチャレンジしているようですが、流通が整備されないまま旧態然としていることもあって、なかなか芽が出ないようです。

売れなければ作れない、だから人も育てられないというのは真理ですから、結局はこの文化を支えるのはキモノを買う消費者に祖の未来が委ねられているのは確かですが、それとは別に優れた技を継承できるための仕組みを真剣に感がなければならないのです。

欧州では地域文化を支えるために職人を公務員化したりして、芸能も含め行政が積極的に関与し、その歴史を支えているのです。

日本は紛れもない世界最高レベルの文化国家だと私は思っていて、それこそがこの国の存在証明です。

私は過日キモノ学での講演でも、そうしたことをお話ししてまいりましたが、国に頼れないならそれぞれの地元や、企業、個人レベルでそれなりに活動されている実態もありますし、諦めることなく、地道にできることからコツコツと実践していくことしかありません。

団塊の世代がどんどん労働市場から去って行く現実の中で、その経験や知恵が有効に次世代に伝えられていないという実態もあるようですし、心配なことも多々ありますが、なるようにしかならないという感もあります。まあ私ももう少し頑張ることにいたします。

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