コピー問題

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巷を騒がすオリンピックのエンブレムコピー問題には呆れ返るとともに辟易しております。

今のああいう業界というのはネットを駆使して他人のデザインソースを取り放題なのでしょうか。

今回のこともいくら抗弁してもやはりコピーのそしりは免れないでしょう。
それにコピーの作品はやはり何かしら力がなく訴えるものがありません。

あのエンブレムを褒め上げるというのは感性が貧弱だとしか言いようがありません。

キモノ業界などは、今でもコピー業者が山ほどいてそういう輩に限って平気でコピーしたものをネットで上げたり大きな口を叩いていますし、空いた口がふさがらないというのが本当のところです。

合同の展示会で平気で他社の作品を写真に撮るような品性下劣な輩がのさばっていますが、それでもこの業界は何となくやり過ごしてしまうのは、そういうことを知っていても売れれば何でもありという、根性も気骨もない流通業者ばかりになってしまった結果でしょうか。

日本一古い織屋などと言う眉唾な話し平気でまかり通るのも流通業者に見識がないからです。

消費者目線がいつまでたっても涵養されないような流通では、真面目な作り手に未来はありません。

今の私にとってはもうどうでも良い話で、しょせんは消費者がどう判断するかです。

知識がないから大きな口を叩くコピー業者のものが売れると言うのも時代の流れだとしたら、それもまた致し方がありません。

自分のこだわりをパクられていることがわかっているのなら、本物のと偽物の差が消費者に分かるような手段を講じるべきで、それがブランディングです。

しかしそのブランディングされている中に平気でコピー品が混在しているという事実もあるので、問題はそのブランドのイメージを如何に確立するかです。

真面目なモノづくりをしている人に限って逆にこういうことが不得手な人が多く、願わくばそういう人たちをサルベージできるプロデューサーの存在がいて欲しいわけで、
それはとりもなおさず専門店のはずなのです。

キモノ文化を維持継承できるかどうかは、今後の需要に寄りますが、その需要を喚起するための売手の存在価値がますます問われているのでしょう。


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