2015年10月アーカイブ

誰のために商っているのか

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今日、或る地方都市から黒留袖をお求めに京都のほうにおいでになりました。 部屋に入るなり鳥肌が立ったといわれましたが(見たこともない素晴らしいキモノばかりで)、実際泰三のキモノは地方都市に行く道がありません。 そのお客様の街には以前はお取引がある専門店があったのですが、代が変わって根性なき息子は廃業してしまい、その他の店は余りにもレベルが違うので、行く道が長い間閉ざされてしまって

啓蒙活動

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秋も深まってまいりました。 京都の木々の葉も徐々に色づき始め、秋本番のこの頃ですが、キモノ業界の人は顔がさえません。 全般に市況は厳しく、忙しいのは製造段階では補正業と仕立てや、そしてレンタル店ということで、着る人は増えていて、昔のキモノを手直しして着ているという事実と、借りて着ることに何の抵抗も感じない時代です。 今年も秋の叙勲のシーズンですが、色留の注文はゼロに近く、貸衣装

楽しく商う

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私は若いころから、年長者との付き合いが多くそういう席によく出ていたせいで、カラオケの無い時代の宴会では、小唄などを唄わされましたし、みんな何か一つくらいオハコのものを持っていいたモノです。 小唄、さのさ、都都逸、声色、舞踊などなどで、おかげで小唄の師匠のところにも我和でのキモノ業界の人がたくさん御稽古に行っていました。 しかし当節、すべてカラオケと言うような時代で、東京の料亭で

感性を養う

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この間からまた業界で倒産や業績悪化のニュースが飛び交っています。 過日白生地産地の生産状況を見ると、また昨年の1割ほど減っていて、最盛期の2~3%の状況です。 今に始まったことではありませんが、一方的な生産減で、各産地必死に頑張っても需要減にはいかんともし難いものがあります。 このさきどうなるのか正に暗中模索と言った状況で、色々と考える方向性もバラバラですし、何が正解とは言えま

目線

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アメリカに今以上に隷属することが国益だなどと思っている、とんでもなく文化力の低い、現政権が、無理やり筋の悪い法案を通して、意気揚々とアメリカに行って、思い切り褒めてもらおうと思ったら、豈図らずやオバマ政権からは冷たくあしらわれ、他の国からも無視され、政権の目論見とはまるで逆の結果となる恥さらしな訪米でした。 結局またもただのバラマキ宣言だけの超無能外交に、日本国民として本当に恥

アドバイザー

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株安の影響もあって、ここのところキモノの市場は相当に冷え込んでいます。 悉皆屋にも仕事が出ていないようですし、職人さんの現場もがらすきです。 デパートでの高額品の販売も急ブレーキの様相です。勿論普段からの努力でお客様を繋ぎ好成績を上げておられる専門店もあるようですが、そうしてそういう状況ゆえ各問屋の苦悩も増すばかりです。 チェーン店にも優劣があり、まるまる身売りに出ているところ
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