桶染めを駆使した縫箔訪問着

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この訪問着は絞り、縫箔を駆使した逸品ですが、桶染めの職人さんの高齢化や枯渇で、今後作り続けていくことはほぼ不可能です。
桶染めは大変手間が掛かる特殊な仕事ですので、加工単価も高く、本来絞り呉服を扱うところが積極的に仕事を出すはずが、高いからと言って安物志向の所はどんどん敬遠し、仕事量が激減してしまいました。
先代の父は戦後初めて桶染めを取り入れた振袖を製作し、一世を風靡しました。
絞り呉服屋よりも当社の方がはるかに桶染めの仕事を出していたのですが、需要の減退も有りますが、この桶染めのために作らせていたオリジナルの生地が織れなくなり、違う生地で染めると色が思うように発色せず、やむなく現在生産が止まっています。
ですから余計に仕事が減っていて内心忸怩たるモノがあります。
来年になれば少し落ち着くと思うので、色々出来る範囲で考えて見ましょう

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