深謝

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本年7月末で閉店する辺り多くのお客様から御売約を頂いており、順次お納めしておりますが、京都側のお願いしている仕立屋さんのキャパを大幅にオーバーしていることもあって、まだまだお納めできない状況で大変申し訳無く思っております。

このときだけ違う仕立屋さんを使うというのも信義に反し、また18年間ノークレームで推移した腕の良い仕立屋さんの仕事は今後も続けていって欲しいわけですので、もうしばらくお時間を頂戴いたしたいのです。

ただ特別の時にお召しになりたいとかご要望があれば事前にお知らせください。
年内にはほぼお納めできるようにと考えておりますが、一部来年の回ると思いますので改めて深謝申し上げます。

御売約を頂いているおキモノや帯をお納めしないとなかなか次の提案が出来ませんが、

とりあえずは11月16日、17日には銀座東武ホテルで第2回「泰三の会」を開催し皆様のご要望などをお聞きしたいと思っております。

今回は残っております泰三の訪問着と梅垣さんの帯のセットをリーズナブルに提案しようと思っております。

ここのところキモノ業界は大変な苦境で産地の廃業のニュースも色々聞こえておりますが、災害の影響も確かにありますが、店外催事での集客が相当に落ち込んでおり、催事販売に頼っているところは大苦戦のようです。

ただその売り方にも問題がありますし、実際買いたいという人達の声を真剣に聞いているとは思えない商いがいまだに横行しているところに実はキモノ業界の低迷があると私は以前から指摘しておりますし、浴衣の出来損ないのキモノを作って安くして需要を拡大しようなどと言う妄想をいまだに抱いている御仁も多く、この業界は救われない思いがします。

と言う中でも真面目にやっていて信用を得ている人もまだまだいるとは言え、作り手の高齢化や疲弊が止まらないので、売りたいものがなくなっていくという事態は免れないと思います。

私は実際70歳を天で引退しようと思っていたのですが、色々な状況に鑑み、細々ではあっても父が創業した染の聚楽の看板はまだまだ下ろせ無いと覚悟しており、来年から体制を少し入れ替えながらも物作りは続けるつもりです。

また売り手として、アドバイザー、コーディネーターとしての役目もご用命あればいつでもさせていただくつもりです。
私も健康なら一生キモノの仕事とは縁が切れないような気がします。
まあそういう意味では一生現役かも知れません。

あんまり以前のようには張り切って頑張れなくてもキモノと言う文化、その背景の日本文化についてこれからも語っていきたいと考えてます。


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