簡単に帯は締められる

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業界の苦境をいちいち取り上げると切りが無いほど悲しい話も多い昨今で、白生地産地でも廃業の話が出て、色々取りざたされたりしていますが、とても大切な精錬が地元で出来るかどうかと言うことも含め、生産システムの維持に暗雲が垂れ込めてきており、地方などでは行政の力が今こそ必要だろうと思います。

結局は需要を拡大していくことしか白生地産地などを救うことは出来ませんが、現状ではなかなか難しいので、若い人達は自ら白生地ではない道を模索して活躍している人達もいます。

ということでは白生地を作る人がどれほど残れるのかと言うことになって、染めのキモノを作ること自体にまたも困難がともなうことになりそうです。

需要拡大の第一歩はまず着て貰うことからと言うことで、浴衣の着装などの教育などにも取り組んだり、着付け教室も増えたのですが、現実はなかなか実績が上がりません。

着付け教室のチェーン店などでは初心者をある意味騙して普通よりはるかに高い値でキモノや帯を買わせるなどキモノファンになる入り口でひどい商いをすることで、消費者の不信を生むなどただただ節操なき不見識に呆れます。

キモノの着るのに難しいと思うのは帯を締めることでしょうが、そんなに難しく思わなくても、今は切らないでも帯の形になる仕立て方があり、家内も早く着るために殆どそうしています。
切らないで作れるので、その仕立ての糸をほどけばまた元の帯の状態に戻ります。

私どもは積極的にお薦めしているのですが、普通の所は進めません。なぜなら着付け教室などを併設していて客を呼び込みたいわけですから、簡単に着られると困るのです。

キモノを着る過程が簡単で時間が掛からないようにすることをわざと推奨しないというこんな業界に未来はありません。

お客様目線がなく、自分でキモノを買ったことも着たこともない者が旧態依然と何も勉強しないで昔からのことばかり言っているのですから、これからの人達にファンになる努力をしているとはとても思えません。


キモノがほんとに好きで商っている人達はそれなりに色々な知恵を出していますし、きっと元気に生き延びられるでしょう。自分の商いが好きでない者ではいずれ続かなくなるでしょうね。そういう熱い思いを持った人にキモノをお世話して貰えれば幸いなのですがね。簡易仕立ての作り帯について詳しくお知りになりたければお問い合わせください。

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