お陰様で予約一杯です

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あっという間に1週間くらいが過ぎてしまいます。

お陰様で2日、3日の会は予約が一杯となりました。

我々夫婦2人でお相手しますし、色々お話しをさせて頂くためにも最低1時間のお時間を1組のお客様に頂戴しておりますので、基本的に予約制とさせて頂いておりますが、これは以前に店のあったときからも同じです。

ホテルの地下ですので通りがかりの人が来られると言うこともありませんので、ゆっくり見て頂くためにも今後もそうさせて頂くつもりです。

今回も新しいお客様もおいでになりますが、ブログやフェースブックで情報を得られたようです。

銀座に店が無くなってもそうして新しいお客様がおいでになるというのは、如何に既存店に良い物が置いていないかと言うことの現れでしょうか。

今回も絵羽物だけで無く、付け下げ、小紋も数は少ないですがお持ちしています。
皆さん同様にどうしてこういうあっさりした上品なものが他所に行ってもないのかとか、有ってもとんでもない値段だとか、おっしゃるのです。

何時も言うように情報発信不足と、買い手の気持ちに立った値入など、当たり前のことがいつまで経っても出来ない業界だと言うことで、買いたいと思って色々見て回ってもデパートも販売員がモノを知らないし、とんでもなく高いし、仮に高級品見たいと思うとすぐに作家モノしか薦めないし、誰々先生のだから最高ですとか、訳の分からないことしか言えない輩ばかりになって来て、あるお客様はあるデパートの販売員が物故作家なのにいまだに生きていると言い張ったとかで呆れておられましたし、勉強も何もしていない連中では、真の高級品は売れません。

真の高級品など見たことも無く何が良いのか悪いのかも分からず技法も分からないというような連中が口八百でお客を騙しても、結局自分の頸締めるだけです。

特選売り場に置いてある老舗メーカー帯の品質やセンスの劣化は、益々輪を掛けてひどいモノですが値段だけは猛烈に高いという情けない有様で、流石に最近これでは駄目だと言うことで梅垣さんのところにデパートから問屋経由で注文が入っているようです。

まあ基本的にデパートの社員が商いの基本も分かっていない超低レベルで問屋にたかりばかりするから、価格が高くなるのも当然ですし、モノを見る目などゼロですから問屋の残り物ばかりが店頭に並びます。MもTもかつてのような気骨や誇りを持つ者など皆無ですし、坂道を転げおちるように内容が悪くなっています。

そういうことを察するお客様が私どもの所においでになって現実に喜んでお買い求め頂けるわけです。

売り手が何が良いのか、何を売りたいのかと言う情報を下に伝えないから、作り手も何を作って良いのか分からなくなり、ここのところ急激に品質の低下した安物づくりが蔓延しています。

キモノが高いから売れないと思っているので、ペラペラの帯を作って値段を下げようなどと言うような無駄な努力をしています。

買い取りもしないくせにとんでもない倍率で利益をむさぼろうというろくでもない流通業者を排除するためにも、上質なものの適正な上代価格を早く設定するべきなのです。

もっと真剣にマーケティングを考えなさいといつも言っているのですが、この業界は旧態然として変えようともしない連中ばかりが裏でぶつぶつ言うばかりです。

京都の存在価値もないような問屋のろくでもない商法をたたき直すためにもメーカが真摯にキモノ文化に取り組まないと行けないのですがね。

何時も私はこんなこと言っているから引退も出来ないのです。本当にもっとしっかり勉強しろと言いたいですな。

要領かまして儲けようとい言うような安物コンサルの言うことなど聞かないで、自分で勉強して自分の好きなキモノをお客様に買って頂こうという熱意があればファンが出来ますし、迷わず同じ姿勢で商えるはずなのです。

自らがキモノが好きでは無いと言うことならさっさと引退した方がみんなのためです。
人まねする、品質落としてごまかそうなど作り手の沽券に関わります。

何時も同じようなことぼやいているようで申し訳ありませんが、私は高齢化する一方の職人さん共々満足できるモノが作れる間は今しばらく頑張ろうと思う次第です。

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