御礼

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第3回の泰三の会もお陰様で忙しい目をさせていただきました。

初めておいでになった方々にも十分なおもてなしをさせていただけず申し訳ありませんでしたがお許しください。

昨年7月末閉店してからすでに半年が過ぎ去りましたが、まだまだ泰三のキモノを見たいとおっしゃる方が多くおられることは大変嬉しく思いますし。これからも見ていただける機会を定期的に持って行こうと思っております。

本当のことを言いますと、我々は東京での2重生活が長かったこともあって、色々な病気の診療機関がが東京にあるということで、今のところお陰様で重病がある訳でもありませんが、定期的な検診を受けに東京に来なければならないと言う事情があって、それに合わせて泰三の会を開催させて頂き始めたわけです。

これで3回目ですが、色々なお話しを聞かせていただくたびに、正統なキモノ文化を希求する方々が少なくないということがよく分かります。

その割に売り手もあるいは作り手も、お客様の本当の声が聞こえていないようで、変ったモノばかり作ろうとしたり、本当に求められているものとは違うと私は思うのですが、本来そうした消費者の声を作り手に届けるのが流通業者の役割ですが、残念なことに殆ど機能していないというのが現実です。

良いモノを見たい、買いたいと思っても何処に行けば良いのか分からないというのはまことに残念な話です。

西陣なども最近とんでもなく質を落とした帯を織っているのも、流通業者が高いものは売れないからもっと安くしろと言う要求ばかりで致し方なく、ガーゼのような薄っぺらい帯を作ってしまうのです。

流通業者の理解不能な掛け率などは変えないままに、仕入れ先に要求数することが余りに理不尽だと思います。こうしたことが続くと、リサイクル買った方がましだなどと言うことになってしまいますし、自分たちの首を絞めるだけです。

良い物をリーズナブルな価格で販売できる流通構造がいつまで経っても構築できないという、日本一遅れた流通環境のままでは生産者は次々加速度的に廃業していくことでしょう。勉強不足で物知らずで暴利だけ貪ろうなどと言うつまらない業界にいつからなってしまったのですかね。

良いモノを見たいとおっしゃる方は是非1度泰三の会に足をお運び下さい。

今のうちならまだギリギリそれなりのものが生産できるでしょうが(ただすでに生産できなくなっているものもありますが)、後数年先には上物の生産が多くの制約を受けることになるでしょう。

私も品質を落としての生産は良しとしませんし、いつまで私が頑張れるかは外部的な要因によるということです。

次回は3月16日(土)、17日(日)に開催の予定ですが、改めてご案内いたします。

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