2019年3月アーカイブ

ジレンマ

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長い文章を書いていたらどういうわけか最後の最後で消えてしまいまた書き直しです。 ここのところ良い話が全くありません。 市況は一段と冷え込んで、メーカーは売り上げがかなり落ち込み頭を抱えています。 特に上質な上物を作るところほど落ち込みは大きいようです。 このまま何もしなければまさに打つ手も無く、廃業に向かうところも増えて行きます。 キモノを着る人や関心を持つ人は増えていますが、
過日の第4回泰三の会も無事終了いたしまして、事前にご注文になったお品は皆さんお気に召してご期待に添えたのは大変嬉しく思っております。 おいでいただいたお客様各位には心より御礼申しあげます。 これからも2ヶ月に1度くらいは東京に出てくる用事もありますので、それに合わせたミニ催事を続けるつもりでございます。 ネットでのご案内だけですので、見落とされる方もございましょうが、特に案内希
今週末16日(土)、17日(日)に第4回の泰三の会を前回と同じ、銀座東武ホテル (現マリオット銀座東武ホテル)の地下1階 タブローの間で開催します。 両日共に12時から6時までです。 昨年の7月に旧来の銀座きものギャラリー泰三は18年の歴史に幕を閉じたのですが、その後も客さまのご要望もありますし、東京に出てくる用事もありますので、2ヶ月に1度くらい、前の店の近くでもあるので、銀

内製化

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最近の職人さんの高齢化、生産数の減退で、後継者難が言われて久しいですが,かつてのように、職人さん自身が弟子を取って育てて行くということはほぼ不可能な事態となっていて、手描き京友禅、西陣織という京都を代表する文化は、このままでは風前の灯火で、継承は極めて困難です。 かつては京都の基幹産業として戦後の京都の経済を支え、夜の街も、繊維や関連業者でにぎわったものでした。 それが今やおそ

振袖

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最近の呉服業界の低迷を受けて、製造問屋は新規生産をほとんど止めているような状況で、特に絵羽物(黒留袖、色留袖、訪問着。振袖)の生産は極端に落ち込んでいるようです。 写真のような本物の生産は今後も回復は期待できないでしょう。 2色の桶染めと絞り染めと縫い箔の振袖は泰三の得意とするところでしたが、長年作ってきた生地が無くなり、職人さんの高齢化で生産が止まってしまいました。 今ある

茶色地のキモノ

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朝方アップしようとして失敗して再投稿です。 こういうのが一番腹立たしいですね。 早いものでもう3月です。大分暖かくなってきましたがまだまだ風も冷たく本当に春はまだこれからですね。 キモノ業界はずっと厳冬の中に居て、先日東京の専門店筋のキモノを扱う有名問屋が廃業をすると言うことですし、京都でも同様にそうした問屋が急速に力を失い、そういう所へ下ろしていたメーカーも超減産状況です。
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