茶色地のキモノ

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朝方アップしようとして失敗して再投稿です。
こういうのが一番腹立たしいですね。

早いものでもう3月です。大分暖かくなってきましたがまだまだ風も冷たく本当に春はまだこれからですね。

キモノ業界はずっと厳冬の中に居て、先日東京の専門店筋のキモノを扱う有名問屋が廃業をすると言うことですし、京都でも同様にそうした問屋が急速に力を失い、そういう所へ下ろしていたメーカーも超減産状況です。
専門店が問屋からノーリスクで借りて商うと言うことが現実にだんだん厳しくなってきており、買い取りをしてくれないところ、支払いのルーズなところには委託を断るという、まあ極めて当然と言えば当然の状況に移行しようとしていますが、今更リスクを張れない等と言うところは、高齢で高齢者のないところはこの際廃業を考えるでしょうし、現実に全国で廃業していく専門店は増えています。

こうした結果消費者が本当に求めているモノに出会わないということが益々常態化し、買う力があるのに買わないと言うことになり需要は益々減退します。つまり作り手も同様に辞めざるを得ないと言うことになります。
潜在的な需要があるのに実需に結びつかないという極めて異常な状態は、業界自らが招いたことで、私はずっと警鐘を鳴らしてはいましたが今更どうすることも出来ません。

ですから私に売り手として期待される声が小さくないので、真面目な作り手と消費者との橋渡しも大事な仕事かと思っております。

何かご注文があれば遠慮無くご相談下さい。ほぼ御希望に添えると思います。

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今日は焦げ茶地の訪問着をご紹介します。

草花模様を縫箔で表現した上品な訪問着で、空間も多いので帯も良く引き立つことでしょう。

茶色は色黒の顔には合わないという人がいますが、大きな誤解でしょう。
かえってしまって色白に見えると思います。

とりあえずは是非袖を通してみて下さい。


茶色は字の通り、江戸時代茶の葉を煎じて出来る液で染めたことから、褐色の色がそう呼ばれました。
江戸時代後期に媒染剤の発達で俗に四十八茶百鼠と呼ばれて色々とお洒落な、何とか茶というような色名がたくさん出現しました。
茶の葉が緑なので、青緑の様な色でも何とか茶などと呼ばれていましたが、今は大体ブラン系統の色をそう呼びますね。

お客様にキモノを勧めるときは色というのは大変重要なファクターですし、売り手も色の勉強をしておいた方が良いのです。

お顔の色、体つき、醸し出す雰囲気など加味して色々お薦めしますが、私の場合は作り手だけに、その好みや思いが少し影響します。

基本的に私は茶色が好きですし、是非お客様にもお召し頂きたいと願っています。

3月の会にも当然持って参りますし、ご興味有れば見においで下さい。

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