コラムの最近のブログ記事

ターニングポイント

カテゴリー:
色無地のお誂えの会を開催中でしたので、すこし投稿がお留守になっておりました。 今月も初めてのお客様がお見えになってご注文頂いておりますし、小さな店としてもこうし た情報発信の大切さ、その効果を享受いたしております。 先日もある老舗呉服店の周年の大きな記念展示会があって、色々モノも揃うだろうから そのことを私もSNS等で投稿させてもらおうと思ったら、そのお店のHPには案内が掲載さ
キモノ業界は各産地ともに大変な苦境で、後継者が育たず現在従事している職人さんたちの高齢化は進むばかりです。 最近は紬の売れ行きが鈍ってきて、織の産地の低迷も顕著となっています。 今あるデパートで開催中のバーゲンでも、全体が低調な中で、織のキモノはほとんど売れていないそうで、付下げ、訪問着の購買が多いそうです。 これにはいくつか理由があるように思います。 近年洒落もの中心の販売が

保護主義は衰退を生む

カテゴリー:
アメリカ第一主義と唱え、保護主義貿易をしようとする大統領が誕生しましたが、 保護主義は国が栄えるどころか、逆に衰退していきます。 自動車などはどこで組み立てるかということで、部品なども色々な国から輸入してなり立つ今の 現実では、自分のところだけでなにも出来無いし、協調なくして良いものは作れません。 キモノ業界でもかつて輸入生糸から国産糸生産を如何に守るかということで、結局役人の

謹賀新年

カテゴリー:
新年あけましてお目出とうございます。 今年も相変わりませずよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。 本年はキモノ業界にとってもターニングポイントとなる可能性があります。 この2年、キモノ業界の末端需要は縮小の一途で、当然ですが生産者の苦境も半端ではありません。 従来からボリュームゾーンを支えてきた、所謂中級品のキモノは、急激に生産を絞り始めています。 それゆえ、白生地など

年末にあたり

カテゴリー:
2016年平成28年も今日一日となりました。 今年一年を振り返ると本当に色々なことがありました。 個人的には有難いことにまさかと思えるような孫との同居生活が実現し、疲れた体を癒されております。 しかし縁のある熊本の地震だけでなく内外共に大きな自然災害も次々に起こり、またテロなどの事件で多く の人の命が失われ、悲しい話が絶えない一年でした。 来年もエキセントリックな発言をす

キモノを着られるようになること

カテゴリー:
キモノを着る人がかつてよりは増えていはいますが、まだまだ日本女性の多くがかつてのように普通にキモノを着るということがありません。 キモノを着ない買わない理由は何かをアンケートすると、私の若いころからその理由はあまり変わりません。 曰く、着られない、高い、着る場所が無いなど、実はその3つはほとんど今も同じです。 高いというクレームは分からないでもありませんが、全て絹で、全て職人さ

予習の大切さ

カテゴリー:
先般歌舞伎公演を見に行ってまいりましたが、今月の歌舞伎座は変則で3部制となっていて、その3部は、あたかも坂東玉三郎舞踊公演で、二人椀久と、京鹿の子5人娘道成寺ということで、二人椀久では、椀久を勘九郎が勤め、五人娘道成寺という、かつて一度しかない珍しい舞台では、勘九郎、七之助、梅枝、児太郎を従えての豪華な舞台でした。 この2題はともに、長唄の大曲ですが、椀久物、道成寺物の一つです

フォーマル需要の読み違い

カテゴリー:
京都に帰るたびにキモノ業界のろくでもない話や、生産現場の苦境や惨状を聞くばかりで、 ややもすると暗くなりますが、そんなときこそ奮起し前向きに頑張らねばならないとは思うのです が、だんだん健康上の問題も出てきますので、思うほどには体がついていけなくなるこの頃です。 それでも新しいものづくりを止めることなく続けております。 売れない売れないとは言うものの、キモノを着る人自体は、レン

ショップブランド

カテゴリー:
最近私はフェースブックでは毎日投稿していて、こちらの方がややお留守になるので申し訳ないのですが、FBは写真が非常に貼りやすいということもあります。 御興味あればFBで高橋泰三で検索して頂ければ見ることが出来ると思います。 今月も京都に帰ってきていきなり暗い話を聞いていて情けないのですが、キモノが本当に売れないのかというとちょっと違和感を感じます。 私の若いころは、業界環境が非常

紅葉も盛り

カテゴリー:
京都は急に冷え込んだこともあって、今年は順調にそれなりに色で紅葉していて、今週末から来週に掛けて一番美しいと思います。 また大変な人が京都を訪れると思うと、我々はぞっとします。 他府県ナンバーの車も山ほど入って来ますし、紅葉の名所のような場所はいつものこととは言え大混雑でしょう。 私の若いころは、観光客数といっても、今の半分以下でした。それでも日本一ですが、今の現状は半端では無
1  2  3  4  5  6

月別 アーカイブ