坂東玉三郎さんの歌舞伎衣装製作顛末記の最近のブログ記事

一応今回で持って最終回といたしますので、少し長くなるかと思いますがご興味ある方は最後まで御読み下さい。前回申し上げたように、何となく不安なままに配色をして片袖の刺繍に入ったのですが、どうも何か違うと思い、私自身が気に入らないので、これは早い目に一度私立会いの下で、見てもらわなければと思っておりましたところ、昨年の秋にちょうど松竹座での公演があり、お知り合いの役者さんに玉三郎さん
「天守物語」富姫の内掛け   最初に 天守物語 の 富姫 の内掛け製作に着手いたしましたが、その時点では歌舞伎の舞台衣裳のことはほとんどこちらも理解しておりませんでした。キモノの内掛けの基本的にそう変わるものではないと思っておりました。ところがそうでは有りません。確かにその形などはそんなに違うものではありませんが、その用途などから来る違いはとんでもなく大きいものです
昨年より歌舞伎の名女形 坂東玉三郎さんの歌舞伎衣裳の製作を続けてまいりました。二点ご注文頂き、その最初のものが先日ようやく完成しましたので、大変思い出に残る仕事でもありましたので、お許しを頂きその顛末を記してみたいと思います。 歌舞伎衣裳と普通のキモノとは大きく違うところがあり、私自身も初めての経験で大変勉強にもなりましたので、そのことを書いてみるつもりです。 そもそも歌舞
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